@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00001228, author = {人見, 優子 and 佐伯, 久美子 and 山口, 由美 and HITOMI, Yuko and SAEKI, Kumiko and YAMAGUCHI, Yumi}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {【目的】「介護助手」活用の状況を知り,高齢者の雇用に対する介護長の意識を把握し,高齢者の雇用を踏まえた上で「介護助手」活用の課題を整理し,課題について考察をすることを目的とした。[方法]介護老人福祉施設の介護長の意識を質問紙にて調査した。【結果】介護長には,元気高齢者の介護助手事業はほぼ認識されていなかった。介護助手に抱くイメージは多様で,業務の範囲や役割についての認識に差がみられた。介護長は,介護助手には高齢者の雇用の課題が伴うと考えていたが,本来業務に専念できることや介護職の心身の負担の軽減などその効果を期待していた。しかし,介護助手導入において施設に入職するまでのアプローチはなく,互いのニーズに合わせた雇用のシステムが構築されていなかった。【結論】介護助手には明確な定義はなく,共通認識が図りにくい状況にある。介護助手導入のためには,介護助手事業をよく理解した上で導入目的を明確にし,受け入れ体制の整備が必要である。目的に応じた雇用を促進し,介護助手の「元気高齢者」「周辺業務としての役割」「自由な雇用条件」が満たされた上で,あらかじめの職場環境の整備により,雇用される側,雇用する側が理解し合い,協働できる体制を築く必要がある。また介護助手は,明確な役割分業と適切な基礎研修により導入の効果がある。しかし介護業務の上に立つ介護長が介護助手雇用にかかわっていない。介護助手の導入では施設に入職するまでのアプローチの方法が重要で,入職前に介護長が介護助手の特性や意向、能力を確認し,介護助手が安心して入職することも双方のメリットになる。さらに入職後,介護助手は専門性のある業務を担うわけではないが,業務に対するフィードバックを行うことで,仕事の励みや継続意欲につながり,介護助手にとって意味のある仕事として位置づけることができる。}, pages = {105--117}, title = {元気高齢者「介護助手」活用の現状分析と課題}, volume = {51}, year = {2021}, yomi = {ヒトミ, ユウコ and サエキ, クミコ and ヤマグチ, ユミ} }