@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000123, author = {佐藤, 陽 and SATO, Akira}, issue = {1}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {未来を育む豊かな体験活動の充実が求められる今日、青少年がグループによるボランティア活動を活性化する契機を生みだし、主体的に行動する姿勢を育む可能性がある福祉教育実践プログラムとしてのワークキャンプを再評価するため、2016年度に埼玉県内で実施され、本研究に協力くださった3市社会福祉協議会の実践について、筆者の実践と評価の枠組みを活用し、担当者とのヒアリングをもとにプログラムを分析し、ワークキャンプの有用性を検証した。その結果、今日のワークキャンプは、宿泊ではなく通いのプログラムが中心になり、夏休み体験プログラム同様に個人の学びに視点が置かれ、グループ体験による話し合いやふりかえり、事後のアフターケアに向けた学習支援者の介入等、隆盛期のプログラム展開とは異なり、福祉教育の視点として福祉を日常化していくためには、コーディネーター役割が必要であることが分かった。また、宿泊プログラムは、災害被災地の復興支援に向けて地域の多様な関係者と関わり機会をつくり、通いによる一定期間体験するプログラムにおいても、地域の多様な社会資源と関わる機会を設けており、多世代間交流や地域の福祉活動につなぎ、地域づくりに活かせる可能性が示唆された。実践事例として取り上げた2市のプログラムに参加した学習者の感想を直接得た結果、筆者の1999,2000,2006年のワークキャンプ研究で得た知見同様に、1割強程度の学習者は、参加動機は関係なく、自己肯定感を高め、主体的に行動する姿勢が培われ、自らの環境の中に生かしており、体験活動の社会的有用性が確認された。こうしたことから、ワークキャンププログラムは、学校と地域をつなぐ社協が地域共生社会の実現に向けて、社会的自立を促進し、地域づくりにつなぐことが可能な福祉体験学習にすることが可能である。}, pages = {83--97}, title = {福祉教育実践プログラム「ワークキャンプ」の有用性について}, volume = {48}, year = {2018}, yomi = {サトウ, アキラ} }