@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00001230, author = {鈴木, 晴子 and 潮谷, 恵美 and 権 , 明愛 and 山田 , 陽子 and SUZUKI, Haruko and SHIOTANI, Emi and QUAN, Ming-ai and YAMADA, Youko}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {本研究は2012年から継続して行っている「インクルーシブ保育(教育)に応じた保育者の養成・育成に関する研究」の一端である。本稿では鈴木ら(2019)で確認された保育者の成長の認識とその内容のうち、子ども理解の深化に焦点をあて、その変容を明らかにすることを目的とした。研究方法はインタビューによって語られた内容に対する質的分析、検証である。本データは2017から2020年、毎年1 回計4 回行ったインタビューのうち、「職場での障害のある子どもの出会い」に対する語りによって得らえれたものをデータ化し、4 年間の回答を時系列によって検証した。結果、子どもの語り方として、他の子どもとの比較から気づいたことの語りから、保育の生活の流れの中でみている子どもの姿に沿った語りへと変化している。この語りになってからは、「保育において個別のかかわりが必要な子ども」という見方になり、当事者である子どもの視点に立ち、その子どもの体験世界を理解しようとかかわり、子どもの目線に立って考えようとし、子どもの多面性に目を向けるといった変容があり、子ども理解が深化していることが確認された。これに至る過程には、子どもの思いや考えに対して想像できず、子どもと真正面からぶつかりあうやりとりを行っていた1 年目の中で知識を持ってかかわることの必要性に気づき、外部講師の助言・指導を受ける機会等を活かす中で、子どもの見方に変化が生じている。榎沢(2016)にあるように、保育実践の積み重ねが、子どもの成長する力を体験的に学習させていることが窺える。現職保育者5 年目の成長過程を追い、次の質的転換がいつ、どのように起こるのか。また、経験や体験の振り返りに関する検証を行うことが今後の課題である。}, pages = {133--142}, title = {インクルーシブ保育に向けた保育者の養成・育成と課題 Ⅳ}, volume = {51}, year = {2021}, yomi = {スズキ, ハルコ and シオタニ, エミ and ケン , ミンアイ and ヤマダ , ヨウコ} }