@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00001236, author = {田倉, 昭 and 北原, 俊一 and TAKURA, Akira and KITAHARA, Shun-ichi}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {Web 会議システムを使った遠隔授業にリモートデスクトップ接続を併用することで,特定のソフトウェアを必要とする演習系の授業やネットワークの仕組みを学ぶ授業を対面授業ではなく,ネットワークに大きな負荷をかけることなく実施することができることを示す。遠隔授業では,学生は所有するPC 等を操作して授業を受ける。学内PC にあるソフトウェアや学内ネットワーク資源を使うためには,学内PC の操作が必要である。これらの課題は,学生所有PC から学内PC を遠隔操作することで解決することができる。リモートデスクトップ接続を使って学内PC を遠隔操作するためには,学生が使用するPC から学内ネットワークにVPN 接続した上で,リモートデスクトップ接続を使って学内PC に接続し,さらに遠隔会議システムの会議室への入室を行う。遠隔会議システムのみを使う遠隔授業と比較して,VPN 接続,リモートデスクトップ接続の通信が増加する。リモートデスクトップ接続の通信データ量を測定したところ,遠隔会議システムZoom のビデオ付き会議と比較して約30%である。通信データ量は,平均して約0.38Mbps である。この値は,絶対値として十分に家庭LAN の通信速度で対応できる値である。また,十文字学園女子大学の通信速度1Gbpsでも十分に利用可能な値である。通信データ量以外に実際にリモートデスクトップ接続を遠隔授業に適用する際に問題となる項目について述べ,PC 操作手順で解決できる範囲について解決策を述べる。以上より,リモートデスクトップ接続を遠隔授業において併用する手法が実用的であり,Web 会議システムだけを使った遠隔授業では授業の目的を達成することができない授業を遠隔授業で行うことが可能であることが分かる。}, pages = {209--220}, title = {リモートデスクトップ接続の遠隔授業への適用}, volume = {51}, year = {2021}, yomi = {タクラ, アキラ and キタハラ, シュンイチ} }