@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000153, author = {狩野, 浩二 and KARINO, Kouji}, issue = {2}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {泡瀬小(沖縄県沖縄市)は、校長の宮城和也が着任し、四年目の学校づくりを展開している。宮城は、筆者が1995(平成7)年に沖縄に赴任した当時から、共同研究者としてかかわり、沖縄における学校づくり運動の中心として、活躍してきた教師である。その後、筆者は、宜野湾市立長田小(横山芳春校長)、那覇市立宇栄原小(同前)、伊江村立西小(西江重勝・上間順一校長)など、県内の学校における学校づくり運動に関わってきた。宮城校長の学校づくりは、その系譜に位置付く。本年度は、学校づくり四年目において、泡瀬小では学校公開研究会(2017/12/15)を開催した。そこにおいて泡瀬小では80名を超える参観者を得、内外にその成果(授業研究、総合表現)を公開した。その結果、斎藤喜博(1911-1981)を起点とする学校づくり運動の成果から、原理・原則を析出し、その応用として介入授業や総合表現に取り組むことで、教師たちを解放し、「子どもたちの姿の上に、美を創造する(横須賀薫『斎藤喜博 人と仕事』、127-129頁、国土社、1997年)」という課題を達成した。授業において、集中した学習活動を創造するための教材解釈にあり方、授業における児童の発想の取り上げ方とその組織化の手法、総合表現における児童の主体性や自立性を高める指導のあり方、学習形態のあり方などが、その原理・原則として析出され、実践されたのである。本稿では、その四年間の学校づくりについて、斎藤喜博を起点とする学校づくり運動の成果として析出できる教育における原理・原則の内実を検討し、今後の学校教育における「臨床」の学を構築する材料を提起するものである。特に、年間を通じた研究(研修)会のあり方に光をあて、実証的な教育研究(教育研究における『臨床』分野の確立)の実現を目指すものである。}, pages = {15--27}, title = {授業研究を核とする学校づくり運動の展開―泡瀬小(沖縄)における学校公開研究会を中心に―}, volume = {48}, year = {2018}, yomi = {カリノ , コウジ} }