@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000016, author = {井上, 久美子 and 向後 , 朋美 and 阿部, 史 and 角田, 真二 and 泉, 直子 and Kumiko, INOUE, Tomomi KOUGO, Fumi ABE,Shinji TSUNODA ,Naoko IZUMI}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {【はじめに】情報機器の急速な普及に伴って多数の社会問題や健康問題が表出している。これらの問題解決のために,効果的な健康教育プログラムの立案に用いられるプリシード・プロシードモデルの枠組みが有効であるか,検討を試みた。 【方法】本研究では,疫学アセスメントの項目である「行動とライフスタイル」として,女子大学生の情報機器の使用頻度と,通常授業日の1日の生活行動の流れに沿った使用状況をアンケート調査した。 【結果と考察】対象者101人の90%以上はスマートフォン(以下,スマホ)を高い頻度で使用し,無料通話アプリであるLINEのチェックと書き込みを,起床時から就寝時に及んで行っていた。アルバイト時には使用が少ないのに対し,授業時間内,あるいは帰宅後から就寝前までの学習すべき時間帯での使用が顕著に見られ,プリシード・プロシードモデルの前提要因である,女子大学生のスマホ使用に対する意識や態度をアセスメントする必要性が明らかになった。また,食事時にスマホを使用する傾向は,特に友人と一緒の昼食時に多く観察され,食行動への直接の影響だけでなく,友人との人間関係の構築にも影響を及ぼすことが懸念された。 【まとめ】プリシード・プロシードモデルは,段階的なアセスメントの結果から因果関係を推察し,課題を明確にするために用いるものである。今後は,「環境;疫学アセスメント」として社会環境がスマホ使用者に及ぼしている影響を,「健康;疫学アセスメント」として睡眠障害や心身の健康問題を,さらに「QOL;社会アセスメント」として,スマホを介したコミュニケーションによる人間関係とQOLとの関わりをアセスメントし,解決すべき優先課題の抽出とプログラムの立案をすすめるものである。}, pages = {109--116}, title = {女子大学生の日常生活における情報機器の使用実態~プリシード・プロシードモデルにおける疫学アセスメントとして~}, volume = {46}, year = {2016}, yomi = {イノウエ, クミコ and コウゴ , トモミ and アベ, フミ and ツノダ, シンジ and イズミ, ナオコ} }