@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000168, author = {石川, 敬史 and 近藤, 秀二 and 安達, 美奈子 and 兵賀, 房代 and 泉, 佳代子 and ISHIKAWA, Takashi and KONDO, Shuji and ADACHI, Minako and HYOUGA, Fusayo and IZUMI, Kayoko}, issue = {2}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {近年,大学図書館における学生協働が拡大しているが,はたして大学図書館における学生協働には何が求められ,どのような可能性があるだろうか。すでに大学図書館における学生協働に着目されてから10年以上が経過しており,高大接続,入試制度の変化,地域と大学との連携など高等教育政策の改革を背景に,各大学図書館で毎年積み重ねられた学生協働の意義や活動内容を再確認する時期に差しかかっている。本稿では,学生協働の概念や意義を再確認したうえで,2011年に組織化された十文字学園女子大学図書館におけるライブラリーサポーターのこれまでの活動を時系列的に分析し,特徴や可能性を明らかにするとともに,大学図書館における学生協働の課題を考察した。その結果,ライブラリーサポーターの活動は,①土台づくりの活動(2011~2012年度),②発信を重視した活動(2013年度),③連携・学びあいへ広がる活動(2014~2015年度),④学生の主体性を模索する活動(2016年度以降)に区分することができた。こうした活動は,教員や図書館員のイニシアティブをもとに,外部団体・機関の関係者などを含めた他者との関係性の構築や,学生同士の相互承認がゆるやかに生成されたこと,地域に位置する館種をこえた図書館関係者との協働の可能性を秘めていること,ゆるやかな学びあう場がおのずと形成されている特徴があった。その一方で,①協働することが目的なのか,②学生協働の主体は誰なのか,③持続可能な協働であるのか,という学生協働における課題を明らかにした。大学図書館における学生協働において活動内容は常に変化するため,枠組みが形成され制度化された安定的な活動ではない。成果ばかりを追い求めることなく,活動の意義と目的を共有し合い,学生と教職員ともに省察するプロセスをしっかりとつくることが求められる。}, pages = {191--203}, title = {大学図書館における学生協働の意義と課題-十文字学園女子大学ライブラリーサポーターの活動を中心に-}, volume = {48}, year = {2018}, yomi = {イシカワ, タカシ and コンドウ, シュウジ and アダチ, ミナコ and ヒョウガ , フサヨ and イズミ, カヨコ} }