@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000017, author = {長澤, 伸江 and 古田, なつみ and 諏訪部 , 早紀 and 仲澤, 槙子 and 平林, 美輝 and 松本 , 晃裕 and 池川, 繁樹 and NAGASAWA, Nobue and FURUTA, Natsumi and SUWABE, Saki and NAKAZAWA, Makiko and HIRABAYASHI, Miki and MATSUMOTO, Akihiro and IKEGAWA, Shigeki}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {[目的]各自治体では,基本チェックリストにより要介護状態となるおそれが高いと認められた65歳以上の高齢者が要支援・要介護に移行しないように,運動器の機能向上を目的とする介護予防教室を開催している。教室継続参加者の体組成および身体機能を測定し,要介護移行防止の視点から,デイサービス利用の要介護認定者と比較検討した。 [方法]対象は,N市内の介護予防教室継続参加女性11名(予防群)とN市内のデイサービス利用半年以内の要介護認定女性7名(介護群)である。調査期間は2014年2月。調査項目は,①体組成(踵骨骨密度,大腿部前面筋厚を含む)②身体機能(握力,普通歩行速度,Timed up&Go(TUG)など)③健康総合調査アンケート:生活習慣等(既往歴,ロコモチェック)。体位,身体機能について2群間でt検定を行った。年齢と身体機能,各身体機能相互の関連を見るため相関分析を行った。ロコモチェック項目について2群間でカイ2乗検定を行った。解析はSPSS Ver.21を用い,有意水準はP<0.05とした。 [結果]予防群の年齢は77.5±3.0歳,介護群は85.1±4.3歳(P<0.001)であった。握力低下者が予防群ですでに54.5%出現していた。また,握力とTUGとの間には負の相関が,歩行速度との間には正の相関が認められ,握力(筋力)の低下に伴い動的バランスと歩行速度が低下する可能性が示唆された。年齢に差がある2群間の大腿部前面筋厚には有意差が認められず,予防群ですでに大腿部site-specificサルコペニアが進行していた。大腿部前面筋厚の減少は,歩行動作より階段を上がるような動作であるロコモ機能に影響を与え,転倒などの原因となる。予防群では「片脚立ちで靴下がはけない」など日常生活機能が低下している者が介護群と同率に認められた。   運動などの身体活動量の減少による運動機能低下予防を目指す介護予防教室では,ロコモ機能に影響を与える大腿部前面筋厚の低下予防,すなわち下肢筋力を鍛えるトレーニングを視野に入れたプログラムの工夫が必要と思われる。}, pages = {117--126}, title = {介護予防教室参加者の身体機能の検討―要介護移行防止の視点から要介護認定者との比較―}, volume = {46}, year = {2016}, yomi = {ナガサワ, ノブエ and フルタ , ナツミ and スワベ, サキ and ナカザワ , マキコ and ヒラバヤシ, ミキ and マツモト, アキヒロ and イケガワ, シゲキ} }