@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:02000134, author = {二宮, 紀子 and 薮崎, 伸一郎 and NINOMIYA, Noriko and YABUZAKI, Shinichiro}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {本論は、音楽表現、造形表現、身体表現の3 分野に分けて行っている本学の「保育内容の指導法(表現)」に関わる授業の一本化を視野に、現行の< 音楽表現> の授業から提案できることをまとめ、より良い「保育内容の指導法(表現)」の授業の在り方を模索すること目的としている。  現行の教育課程において、同じシラバスで実施された2022年度と2023年度の「保育内容の指導法(音楽表現)」の履修者(研究同意者)が作成した模擬保育の指導案、模擬保育の実践に関する記録(授業担当者による)、まとめのレポートでの記載(学生による)を基に、授業内容と領域「表現」のねらいの理解との関連を分析し、模擬保育に見られた実践内容から3 分野が協働すべき内容と、求められる個々の分野別学びについて音楽分野での内容を精査し抽出した。  造形表現とは製作物だけではないという考え方は、音楽表現は既成の楽曲の演奏だけではない。身体表現は振り付けがあってそれを再現するだけではないという考え方に通じる。この考え方は従来の形ある文化実践を表現の主流として捉えてきた解釈とは異なる視点であるが、ここに領域「表現」が目指す表現の姿があると考える。「保育内容の指導法(表現)」の目標は、生活や遊びの中で子どもが身体を使って表現している姿から表現を読み取り、瞬時にその表現を豊かにする関りができる保育者を育てることであろう。より良い「保育内容の指導法(表現)」の授業を展開するためには、担当する教員が互いの表現分野に軸足を置きながらも< 子どもが表現する姿>の理解を共有し、分野別に学ぶ内容を精査しながら、表現理解のレヴェルで共有する< 学生が経験すべき活動> を考えていくことが今後の課題になるのではないかと考える。【査読あり】}, pages = {79--90}, title = {「保育内容の指導法(表現)」に関わる授業内容の探求─ < 音楽表現> としての授業実践からの提言}, volume = {54}, year = {2024}, yomi = {ニノミヤ, ノリコ and ヤブザキ, シンイチロウ} }