@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:02000139, author = {鈴木, 晴子 and 潮谷, 恵美 and SUZUKI, Haruko and SHIOTANI, Emi}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {我が国はこども基本法が制定し、子どもの人権を尊重し意見表明を重んじながら、こどもまんなか社会が目指されている。この社会福祉において保育者の専門性が果たす役割は大きく、保育士養成課程の告示科目群にある社会福祉系科目を学ぶ意義も増している。  筆者らは、保育士養成科目の社会福祉系科目において科目間の関連性を分析し、実習指導との連続性を意識した授業設計を行っている。本稿では、養成教育における社会福祉系科目の科目間の関連性を検 証し、実習指導との連続性の検証に向けた今後の課題を明らかにすることを目指した。  授業の検証においては、各授業の展開の要点を抽出し、授業展開における工夫点を検証した。「子ども家庭福祉Ⅰ」「社会福祉」「社会的養護Ⅰ」は講義型授業とアクティブラーニングを組み合わせ、講義とアクティブラーニングの順番も考慮した授業を行っており、学生自身の学びとその定着を図る工夫がなされていた。「社会的養護Ⅱ」では、福祉における基本的な知識の習得と新しい社会的養育を想定した専門的な知識の習得を経て受講する科目となっており、視聴教材の選定や独自のワークシートの導入、グループディスカッションや教員によるスーパービジョンを取り入れた授業方法となっていた。社会福祉系の科目間の関連性について授業展開の要点をもとに検証すると、①福祉における基本的な知識に関する内容、②専門職としての専門的知識に関する内容、③専門職としての技術に関する内容、自らが援助者として現場に立つ場合を想定した仮想的な経験から④援助・実践の4 点に整理され、それぞれが関連性を踏まえた授業設計が活かされた授業実践になっていた。今後は、社会福祉系科目と実習科目の関連性について学生自身の習得評価と活用を実証的に検証し、より関連性に関する検証を重ねていくことが課題として残された。【査読なし】}, pages = {141--149}, title = {保育士養成課程における社会福祉系科目の実習指導の連続性ある授業展開の検討}, volume = {54}, year = {2024}, yomi = {スズキ, ハルコ and シオタニ ,エミ} }