@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000059, author = {二瓶, さやか and Sayaka, NIHEI}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {2000年の介護保険制度導入を背景に、介護サービス提供事業所は利用者の求める質の高いサービスの提供が求められるようになり、同時に介護サービス提供の中心的な役割を担う介護福祉士を養成する養成校においても、いかにして介護現場が求める質の高い介護福祉士を養成するかが重要な課題となっている。 介護の実践現場において、近年食事支援の重要性が高まりをみせていると同時に、現場から養成校に対して、生活支援の中でも特に食事に関する実力向上を図る教育が求められているなど、介護福祉士養成教育においても食事支援のあり方についての検討が望まれているのが現状である。そこで、本研究は、介護の実践現場と養成校双方に着目し、生活支援の中でも、特に食事支援のあり方の視点に立ち、介護福祉士の養成校に所属する学生に対して食事支援に関する意識調査を実施して、養成校に所属する 学生の食事支援に対する認識を明らかにすることを目的とした。 得られた回答から、食事支援の課題分析を目的とした因子分析を行い、天井効果がみられた項目についてはその重要性が認識されていると判断し、フロア効果がみられた項目の構造を分析対象とした。分析の結果、3 つの因子が析出され、第1 因子を「調理活動の実践への支援と環境整備」、第2 因子を「自己選択・自己決定への支援」、第3 因子を「食事環境への配慮」と名づけ、3 つの因子に対する認識の向上の必要性が示唆された。また、介護の実践現場に従事している介護福祉士の有資格者と資格取得課 程にいる養成校に所属する学生の食事支援に対する意識構造の比較分析を行い、双方は類似した傾向にあることが明らかとなり、介護福祉士養成課程の基礎教育の重要性も示唆された。}, pages = {63--70}, title = {高齢者の生活支援を担う介護福祉士養成教育のあり方に関する研究―食事支援の視点から―}, volume = {47}, year = {2017}, yomi = {ニヘイ サヤカ} }