@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000064, author = {鈴木, 晴子 and 潮谷, 恵美 and 山田, 陽子 and 権, 明愛 and SUZUKI, Haruko and SHIOTANI, Emi and YAMADA, Youko and QUAN, Ming-ai}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {本研究では障害のある子どもの保育に対する思いや考えの変化、障害のある子どもの保育に携わることに対するイメージを通して、保育者養成課程を経たことでの成長と課題を明らかにすることを目的とし、大学4 年生6 名を対象に2016年2 月にインタビュー調査を実施した。障害のある子どもの保育についての考え方については大学3 年次と4 年次で比較し、権他(2015)のコード化を用いて分析を行っ た。大分類として「環境」「保育上の留意点」「保育における障害の認識」「差別・偏見」「将来的展望」の5 つがあり、大学4 年次になると「保育上の留意点」「将来的展望」についての具体的な語りがあり、保育者としての成長が窺えた。また、『保育における障害の認識』『差別・偏見』についての語りがなく、そのため変化が追跡できなかった。語りがなかったことの意味を検討すると共に、この点がどのよ うに変化しているのかを確認していく必要があることも明らかとなった。 障害のある子どもの保育に携わることのイメージとして、研究対象者全員が携わることを認識していた。実習等を踏まえ、実際の臨床事例に触れることでより具体的に認識していけるようになっていた。大学4 年生になると、子どもに応じたかかわりを考える際に、集団生活に基づいて考えていくようになっていた。集団生活で予想される子どもの姿としては集団に適応しにくい様子を挙げることが多いものの、障害のある子どもとない子どもが共に過ごす場所として、すべての子どもにとって望ましい場となることを目指したいと将来的な展望を抱けるようになっていることもわかった。それに対して、障害のある子どもの保育に携わると捉えていながらも、具体的な保育の展開やかかわり、子ども理解、障害のある子どもに対する障害のない子どもとの関係形成をどのように捉え、進めていくのかが課題となっていることが明らかになった。}, pages = {119--128}, title = {保育者を目指す学生の障害観に関する研究(4)―大学4年生の語りからみた成長と課題―}, volume = {47}, year = {2017}, yomi = {スズキ, ハルコ and シオタニ, エミ and ヤマダ, ヨウコ and ケン, ミンアイ} }