@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000667, author = {鈴木, 晴子 and 潮谷, 恵美 and 権 , 明愛 and 山田 , 陽子 and SUZUKI, Haruko and SHIOTANI, Emi and QUAN, Ming-ai and YAMADA, Youko}, journal = {十文字学園女子大学紀要, 十文字学園女子大学紀要}, month = {Feb}, note = {我々は幼児教育施設がインクルーシブ保育へ転換していく将来像を見据え、保育者養成課程における障害のある子どもの支援に関する授業内容の充実を図ることを目的として、2012年から継続的に研究を行っている。今回は、現職保育者としての成長と課題の整理として、障害のある子どもへの理解に対する変化に対する語りを取り上げ、現職2年目の保育者の自己成長への認識と成長内容の語りを整理することを目的としている。まず、研究対象者の置かれている環境として、正規採用1年目での職場における障害のある子どもとの出会いの実態をみていき、次に正規採用2年目の実態をみた。正規採用1年目の職場での出会いの実態としては、担当クラスに障害のある子どもが在籍していたのが2名、他4名は担当クラスにはおらず園内にはいたという回答であった。担当クラスに障害のある子どもがいる場合にも個別のかかわりを要するものの、クラス運営に与える影響は少ないものであった。それに対して、正規採用2年目の担当クラスは、障害のある子どもが担当クラスに複数在籍し、日々の保育での個別のかかわりの配慮事項が質・量ともに濃くなっていることが窺えた。保育者が保育を通して育つ環境を各園で持ち、人材育成していることが見え、検討課題が新たに生まれた。次に、現職保育者2年目の自己成長への認識である。研究対象者6名全員が障害のある子どもへの理解が「変化した」と回答し、自己成長を感じていた。この自己成長の具体的な内容としては、①子どもが成長する事実を知ったことで、子どもの成長のペースを尊重する構えが獲得されつつある、②子ども理解において、日々の保育全体を通した子ども理解へと進んでいる、③保育において気にかける範囲が広がっている、④子どもの「できなさ」に対して共感的な理解と適切なかかわりを模索するようになっていることがわかった。引き続き、検証を続けていきたい。}, pages = {49--56}, title = {インクルーシブ保育に向けた保育者の養成・育成と課題 Ⅱ}, volume = {49}, year = {2019}, yomi = {スズキ, ハルコ and シオタニ, エミ and ケン , ミンアイ and ヤマダ , ヨウコ} }