@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000668, author = {大山, 博幸 and OYAMA, Hiroyuki}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Feb}, note = {「環境を通して行う教育/保育」という考えは、ある意味、近代教育思想初期から今日にいたるまで幼児教育・保育 における中核となる方法論であるといえる。近年注目される「環境構成」概念をめぐる議論は、教育者/保育者がどう環境を構成するかという技術論、行為論にとどまらず、そもそも、環境や子どもに対して、教育者/保育者がどう向き合っているのか、どうあるのかといった、存在様式(あり方)を問い直すような水準まで含まれた議論であると考える。そこで本研究では、環境構成としての幼児教育・保育という視座から、教育者/保育者の存在様式をモデルとして明示・提案することを試みる。教育者/保育者の存在様式モデルとして「『デザインする』大人」「『守る』大人」「『対話する』大人」「『ともにいる』大人」の4つの立脚点が浮かび上がった。教育者/保育者はこの4つの立脚点を用いることで、環境構成を単なる技術論にとどめず、自分(たち)自身が一人のホリスティック(全人的)な存在であることを、自身における子どもや環境とのかかわりを実践の中で自覚していく視点、契機を得るものと思われる。}, pages = {57--70}, title = {教育とケアの多層性を生きる教育者/保育者の存在様式についての考察-幼児教育・保育における環境構成概念の検討を通して-}, volume = {49}, year = {2019}, yomi = {オオヤマ, ヒロユキ} }