@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000072, author = {富井, 友子 and TOMII, Tomoko}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {2011年3 月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、甚大な被害をもたらし、その後も、地震や豪雨等の自然災害による被害が、日本各地で続いている。被災者の福祉ニーズは、災害発生時から変化を続け、それに伴いソーシャルワークの支援内容も移り変わる。福祉・介護分野では災害時の対応について、実践レベルにおいてもまだ発展途中にあり、専門職養成においても教育プログラムは未確立の状態にある。そこで本研究では、福祉専門職として災害と向き合うことを学ぶ専門職プログラムの開発を目的とし、その基盤となる体験的な短期プログラムを試行した。参加した学生の記録から、プログラムの効果や課題を検討した結果、震災の概況や被害状況については、対象者理解につながる体験を得ており、被災地訪問経験のない学生にとって、有効なプログラムであった。しかし、福祉専門職による実践活動を学ぶには、専門職視点への転換を図るプログラムや教員による介入が必要であり、次年度以降の課題となった。プログラムの日数や訪問先との日程調整といった制約の中で、経験と省察を体系的に積み上げるプログラムを実施するには限界があるが、複数のプログラムによって、災害発生後のフェイズと専門職を定め、専門職視点で災害ソーシャルワークを学ぶプログラムの開発が求められることがわかった。}, pages = {199--214}, title = {福祉専門職養成における災害教育プログラムの開発のための基盤研究―石巻・女川スタディプログラムの試行を通して―}, volume = {47}, year = {2017}, yomi = {トミイ, トモコ} }