@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000008, author = {布施, 晴美 and Harumi, FUSE}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {本研究は,双生児の「移行対象」出現の特徴について,単胎児と比較して明らかにすることを目的に,質問紙調査を実施した。質問紙は,1~7歳の双生児の母親76名を対象に郵送し,44名の回答を得た(回収率57.9%)。双生児の「移行対象」の出現率は53.4%となり,日本における単胎児の出現率31.7%よりも割合が多かった。1対1で母親が育児の対応をすることが難しい双生児の分離不安等を,双生児が「移行対象」によって軽減させる手段としていることが示された。「移行対象」出現に卵性による差は認められず,性差については有意に女児の方が出現の割合が高く,これは単胎児と同じ結果となった。移行対象物の種類,一次的移行対象と二次移行対象の出現状況等についても,単胎児も双生児も同じ特徴を有していた。「移行対象」をめぐる双生児の関係性においては,互いの「移行対象」の大切さを認識している双生児が多かった。「移行対象」についてはどの母親も肯定的に受け入れており,「移行対象」の存在は,母親の育児を支える役割を果たしていた。}, pages = {15--26}, title = {双生児における「移行対象」の特徴について}, volume = {46}, year = {2016}, yomi = {フセ ハルミ} }