@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000842, author = {佐藤 , 陽 and SATO, Akira}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {超少子高齢社会となった我が国は、人口構造の変化に伴い社会構造の変革が求められ、人生100年時代に向けて、社会保障改革や新たな経済政策に取り組んでいる。これから高齢者中心の社会になり、シニア世代の生き方が問われる。  令和の時代になり、これからのシニア世代は新たなライフデザインを描き、若い世代のロールモデルになり、新しい生き方を示すことが求められる。多様な人生の歩み方を考えるきっかけをつくる方法の1 つとして、地域デビューがある。  本論は、将来全人口の4 割を占めるシニア世代が、支え合える社会づくりに向けて、自分の生きがい(自助)として社会参加する地域デビューを、新たなライフデザインとして、自らの課題にもなり得る介護や孤立防止のことを視野に、暮らす身近な地域で人間関係を育み支え合う(互助・共助)活動につなげる地域デビューのあり方について、提供可能な機関・団体等と具体的な活動例を明示し、シニア自身がデビューに臨む準備方法として3 つの視点から整理を試みた。  そして、「自助」から「互助・共助」につなげる地域デビューを可能とする場として、地域の居場所を場として捉え、運営する側から地域デビューしてくる人を受け入れる視点を3 点に整理した。   また、自分の生きがいとしてだけでなく、こうした支え合いを促進するには、地域デビューしていた人が、支援を要するようになっても、元気な時とは異なる自分の心身の変化を受けとめながら状態を維持し、「更なる地域デビュー」として可能な限り社会参加できるよう支えていくことが欠かせないことについての検証も試みた。  本論は、こうした支え合いにつなぐシニア世代への地域デビューにより、互いの弱さを補い合うことを意識し、緩やかな紐帯を身近な人と地域で築き、支え合える社会づくりにつなげることができると確認した。}, pages = {47--60}, title = {支え合いにつなぐシニア世代の地域デビュー}, volume = {50}, year = {2020}, yomi = {サトウ , アキラ} }