@article{oai:jumonji-u.repo.nii.ac.jp:00000844, author = {鈴木, 晴子 and 潮谷, 恵美 and 権 , 明愛 and 山田 , 陽子 and SUZUKI, Haruko and SHIOTANI, Emi and QUAN, Ming-ai and YAMADA, Youko}, journal = {十文字学園女子大学紀要, Bulletin of Jumonji University}, month = {Mar}, note = {我々は幼児教育施設がインクルーシブ保育へ転換していく将来像を見据え、保育者養成課程における障害のある子どもの支援に関する授業内容の充実を図ることを目的として、2012年から研究を行っている。今回も、鈴木ら(2018)に引き続き、現職保育者の成長と課題の整理として障害のある子どもへの理解に対する変化に対する語りを取り上げ、現職保育者3 年目の保育者の自己成長への認識と成長内容の語りを整理することを目的とした。  職場での障害のある子どもとの出会いの実態をみると、過去2 年間に比べて障害のある子ども、気になる子どもに多く気づき、出会っている。担当クラスの子どもだけでなく、他のクラス・年齢の子どもについての語りもあり、園全体に視野が広がっていた。出会いの実態をみると、①クラス運営を通した語り、②クラス運営以外でのかかわり、③他の保育者の保育行為からの気づき、④外部講師による助言・指導、児童発達支援事業等の並行利用の語りがあった。子ども理解の深化と共に、保育者の両義性の中での語りが多く見られた。さらに、Cは語りの中で、「障害がある」という見つめ方ではなく、「保育において個別のかかわりが必要な子ども」としてみつめているとしていることも注視すべきことと捉え、今後の検討課題とした。  次に、障害のある子どもへの理解に関して、研究対象者6 名全員が「変化があった」と自己成長を述べた。保育実践を通して自然発生的に学び習得していくものと、保育体制や職員配置を通して学び習得していくものがあることがわかった。子ども理解の深化においては、①担任保育者として直接かかわる、②他の保育者と語らう、③他の保育者の動きを通して保育を俯瞰することから進めていたり、これらを基に保育実践の向上に繋げていることも明らかになった。更に育成期について、検証を続けていきたい。}, pages = {73--84}, title = {インクルーシブ保育に向けた保育者の養成・育成と課題 Ⅲ}, volume = {50}, year = {2020}, yomi = {スズキ, ハルコ and シオタニ, エミ and ケン , ミンアイ and ヤマダ , ヨウコ} }