Permalink : http://id.nii.ac.jp/1463/00000140/
状態遷移モデルにおけるCCMからHCMへの変換のためのHCM間通信手順の導出
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File / Name | License |
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4802-001-013.pdf |
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アイテムタイプ | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper |
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言語 | 日本語 |
著者 |
田倉 昭
/ タクラ アキラ
太田 理 / オオタ タダシ |
抄録 |
ネットワークソフトウェアモデルやゲームプログラム制御では状態遷移図が使われている.状態遷移図にはセントラルコールモデル(CCMと略す)とハーフコールモデル(HCMと略す)の2つの代表的なモデルがある.2つのモデルはそれぞれに一長一短があり,両モデルの自動相互変換ができれば,お互いの長所を活かせて便利である.HCMからCCMへの変換手法はすでに提案されている.HCMではイベントの発生を全ての端末に通知し,イベント発生端末の周囲の状態がCCMで規定されているどの状態になっているかを探索する必要がある.本論文では,システムの状態がCCMで規定されている状態になっているかどうかをHCM間の通信の結果として判定するための通信手順を提案する.提案手順では,通信システムの状態とCCMの状態のどちらもラベル付き有向グラフとして表現する.このときに,通信システムを表すラベル付き有向グラフの部分グラフとしてCCM状態が存在するかをHCM間の通信の結果として判定する.提案手順により,CCMにより集中制御される複数端末の制御を,端末毎に1個のHCMを割り当てて分散制御する際の通信を実現することができる.
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雑誌名 | 十文字学園女子大学紀要 |
巻 | 48 |
号 | 2 |
ページ | 1 - 13 |
発行年 | 2018-03-31 |
ISSN |
2424-0591
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