Item type |
紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2025-06-12 |
タイトル |
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タイトル |
ピア・サポートによる子育て支援の有効性―共通した保育観をもつ子育て仲間による「語り」からの検討― |
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言語 |
ja |
タイトル |
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タイトル |
Effectiveness of Child-Rearing Support Program Based on the Peer-Support Approach -Analysis of the narratives of mothers with common base for views of Early Childhood Education and Care- |
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言語 |
en |
言語 |
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言語 |
jpn |
資源タイプ |
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資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 |
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資源タイプ |
departmental bulletin paper |
著者 |
向井,美穂
横井,紘子
渡邊,孝枝
金,允貞
土屋,由
上垣内,伸子
MUKAI,Miho
YOKOI,Hiroko
WATANABE,Takae
KIM,YUN JOUNG
TSUCHIYA,Yuu
KAMIGAICHI,Nobuko
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抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
本研究の目的は、子育て仲間でありながらも高い保育実践力と共通した保育観をもつ支援者によるピア・サポートとしての子育て支援の有効性について検討することである。十文字学園女子大学幼児教育学科卒業生であり現在家庭で子育て中の保育経験者が、自分の子どもと一緒に参加し、これまで培ってきた保育実践力を活かしながら地域の乳幼児とその親の子育ち・子育て支援事業を展開する「+(プラス)ママの子育てサロン」の取り組みを研究対象とする。保育の専門職と子育ての当事者という2 つの要素をもつ支援者によるピア・サポートである。 2024年6 月に、スタッフ6 名を対象として、①大学での学びと保育実践とのつながり、②母親になったことでの変化、③+(プラス)ママのスタッフとしての思いについてインタビュー調査を行った。得られた語りの分析結果から、大学での学びで獲得した共通の保育観として【子ども・他者の内面理解】【表現する主体】【子ども主体の保育実践】という3 点の特徴があり、その後、保育者としての実践を経て、自身の保育観・子ども観が実践と結びつき定着していったことがわかった。さらに母親となったことで、【保護者への理解・共感】【子どもへの受容の深まり】という視点が加わっていった。大学での学びを中核にした共通の保育観をもつ支援者によるピア・サポートの特徴として、【子ども中心】【共存】【対等な関係】【学び続けることでの自己変容】の4 点が見いだされた。共通した学びを基盤とした保育観と高い保育実践力とをもつスタッフの姿は、その場に参加している親にとって実質的かつ行動的援助として有効に機能し、遊びを存分に楽しむ子どもにとっては安心して遊べる場として認識されていることがわかった。スタッフも様々なピアの関係を構築しながら自身の学びを深め自身の保育観・子ども観と子育てを豊かにしていることが明らかになった。【査読あり】 |
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言語 |
ja |
bibliographic_information |
ja : 十文字学園女子大学紀要
en : Bulletin of Jumonji University
巻 55,
p. 99-113,
発行日 2025-03-28
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item_10002_source_id_9 |
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収録物識別子タイプ |
ISSN |
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収録物識別子 |
2424-0591 |