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アイテム
ことばへの気づきを利用した授業実践―名詞修飾に関する気づきの育成―
https://jumonji-u.repo.nii.ac.jp/records/2000223
https://jumonji-u.repo.nii.ac.jp/records/20002236dcc9a71-f549-4e96-9007-087959977468
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2025-06-13 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | ことばへの気づきを利用した授業実践―名詞修飾に関する気づきの育成― | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | Classroom practice focused on metalinguasitic awareness: Developing metalinguistic awareness to noun modification | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
著者 |
向後,朋美
× 向後,朋美
× KOUGO,Tomomi
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抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | 本稿では、英語と日本語を対象に、名詞修飾のなかでも制限的な解釈と非制限的な解釈の両方を許す構造に焦点を当て、「ことばへの気づきワークショップ」の授業実践を報告する。「ことばへの気づき」とは、「産出や理解などの言語運用の際に、通常、無意識的に使われる内部言語の性質(構造と機能)に対する気づき (大津2009:22)」を意味し、母語と外国語、さらに母語と外国語の効果的な運用において重要な役割を果たす。本稿で報告する実践はこのような認識に基づき、英語と日本語における名詞修飾に関する気づきを育成することを目標としている。 英語では、関係節や前置詞句などが名詞を修飾し、制限的な解釈と非制限的な解釈が音韻的、書記的に区別されるが、関係節以外の構造については学校教育でその区別が扱われることはほとんどない。一方日本語では、名詞修飾の2 つの解釈が音韻的、書記的に区別されず、学校教育でもこの2 つの解釈が取り上げられることはほとんどない。この点を踏まえ、本稿では英語における名詞修飾を横断的に扱う実践と、日本語における名詞修飾のうち、2 通りの解釈を許す構造についての実践を報告し、いずれの実践においても活動が進むにつれて「ことばへの気づき」の促進が観察されたことを示す。また、英語回の実践の前後にテストを実施し、日本語の名詞修飾に対する学生の気づきの変化を観察した。英語の名詞修飾に関する気づきが、日本語の名詞修飾に関する気づきにどの程度影響を与えるかについては明確な結論は得られなかったが、今後のさらなる検討のためには、日本語の名詞修飾に関する実践内容や事前・事後テストの改善が必要であることが示唆された。【査読なし】 |
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言語 | ja | |||||||||||
bibliographic_information |
ja : 十文字学園女子大学紀要 巻 55, p. 141-155, 発行日 2025-03-28 |
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item_10002_source_id_9 | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||||
収録物識別子 | 2424-0591 |